ヘンデルのヴァイオリンソナタ全集を聴いてます
アンドリュー・マンゼのヴァイオリン、リチャード・エガーのチェンバロでヘンデルのヴァイオリンソナタ全集を聴いてます。オリジナル楽器すなわち作曲者の生前の頃の響きを再現したものです。
バロック音楽のヴァイオリンソナタと言いますと、どうしても大バッハの作品を思い浮かべますし、ヘンデルの作品と言いますと歌劇やオラトリオ・管弦楽曲を連想します。
ですが、ヘンデルは室内楽の分野でも少なからず音楽を残しています。
今回はヴァイオリンソナタを取り上げました。
何と記念すべきOp.1つまりヘンデルが最初に出版した曲はヴァイオリンソナタ六曲組みで、まだ彼がドイツにいてで同国の自分の出身地ハレにいた時の作品を聴いてます。
初々しくも雅に明るく美しいヴァイオリンを奏でた名曲が揃っています。チェンバロもヴァイオリンの対する通奏低音ことベース音をやってます。その演奏や旋律はバッハの作品のように際立って響いている訳では無いですが、目立たずにヴァイオリンに対する良い意味での添え物となっていて、落ち着いた音響を演出しています。
マンゼのヴァイオリンも時には鋭く音を出し、エガーのチェンバロはしっとりと響かせています。
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