モーツァルト作曲の二台のピアノ協奏曲を聴きました。

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モーツァルトの二台のピアノのための協奏曲を聴いてます。指揮はショルティ、ピアノはバレンボイムアンドラーシュ・シフ、イギリス室内管弦楽団の演奏です。

 

煌めくシフの演奏とバレンボイムの深くも躍動するタッチがモーツァルトの作風の魅力を際立たせています。

 

ショルティの指揮ではイギリス室内管弦楽団が自分たちの音響を膨よかに鳴らし、聴き手をうっとりとさせます。クラリネット・トランペット・ティンパニをしっかり鳴らす所にショルティの持ち味を感じさせます。

 

ちなみに、この二台のピアノの為の協奏曲はモーツァルトが二十歳前後でザルツブルクにいた頃に作曲されました。何らかの委嘱で作曲されたと考えられてますが、姉のナンネルと一緒に演奏する事も想定してたのではとも言われます。

 

この曲は作曲者とその弟子でもありパトロンでもあった人と初演しています。

 

この曲は他のメジャーなモーツァルトのピアノ協奏曲と比べるとソリストとの兼ね合いで影に隠れがちです。ですが、これもまたモーツァルトの魅力が詰まったキラキラとした装飾に満ちていて好きです。

 

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