ベートーヴェン作曲の二つのフルートの為のアレグロとメヌエットを聴きました

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ベートーヴェン作曲の二つのフルートのためのアレグロメヌエットを聴いてます。

 

この曲は何と1792年作曲、その年にベートーヴェンはボンに在住していた時にハイドンに才能を認められて11月にウィーンに移住したのでした。

 

二本のフルートのメロディーはモーツァルトハイドンの影響からはまだ垢抜けておらず、明朗で澄んだ明るさのある旋律を奏でています。それと同時に上記のような喜びを感じさせます。

 

20代前半ごろのベートーヴェンはと言いますと、まだオーケストラの楽曲など木管楽器を使った曲をそれほど作曲はしていません。

 

この室内楽曲は演奏時間も10分に満たず、非常にマイナーなベートーヴェンの習作という印象を与えますが、それでもカフェやクラシック音楽のバーなどでのんびりと聴く作品としては充分な質がありますし、彼の素朴で温かな面も見え隠れします。

 

 

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