ヤナーチェク作曲の弦合奏の為の牧歌を聴いてます。ロス・ポプル指揮、ロンドン・フェスティバル管弦楽団の演奏です。
この曲はヤナーチェクがまだ20代前半でドヴォルザークとも会って教えを受け、作曲家としてまだ駆け出したばかりの頃の作品です。
ドヴォルザークの弦楽セレナードの影響の元、ロマン主義の優美で穏やかな旋律が数多く含まれています。時折、少々尖って複雑にリズムを刻む箇所が浮かび上がります。その点からヤナーチェクの個性が初期の作品からも出てきていますね。
晩年のシンフォニエッタがとりわけ有名なヤナーチェクですが、彼の初期の作品も美しいです。
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