スティーブン・コヴァセヴィチのピアノ、コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団の演奏でベートーヴェンの皇帝協奏曲を聴いてます。
ロンドン交響楽団の演奏は骨太な音響ながらも時折見せる優しい響きをしています。
デイヴィスも決して無骨過ぎずに慎重さも込めてオーケストラを導き出せてますね。
コヴァセヴィチのピアノは力み過ぎでいなくて、輝かしく奏でている。中庸な強さ・軽さのタッチで繊細目に弾けてます。
まるで紳士的な啓蒙君主の様です。といってもこの曲は皇帝を描写したものではなく、皇帝の様に偉大さと壮大さがこの曲にあるがゆえに付けられたあだ名ですが。
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