ゲルギエフ指揮マリンスキー管弦楽団のショスタコーヴィチ
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮の元、マリンスキー劇場管弦楽団の演奏で、ショスタコーヴィチの交響曲第四番を聴いてます。
ショスタコーヴィチの曲の中で最高クラスの規模を誇るこの曲。原色的な色彩を際立たせて、芯の通った音をバランス良く引き出しているのが魅力。
地味で小さな低い音のファゴットをこの曲でも良く際立たせてますねー。
そのソロが多いあたり、作曲者はファゴットを重宝したのかなぁと思います。ブルックナーとは真逆笑
ショスタコーヴィチの交響曲第四番の楽器編成は彼の曲の中でも最高級に大きいです。ティンパニが2人、フルートが4人もいるくらいで旋律の作りからしてもマーラーを意識してますし、壮大さはブルックナーも彷彿させます。
そんな曲を第二次大戦の少し前の1936年に完成させたものの、ドタキャンを食らうなどして演奏機会に恵まれず戦後の1961年になって漸く初演されました。紆余曲折を経て今となってはチラホラと演奏されるようになってます。
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