五嶋みどりのヴァイオリン・メータ指揮・イスラエルフィルの演奏でシベリウスのヴァイオリン協奏曲ニ短調
シベリウスのヴァイオリン協奏曲ニ短調、五嶋みどりのヴァイオリン・メータ指揮・イスラエル・フィルの演奏を聴いてます。
鋭くも精彩のあるヴァイオリンが印象的です。
深みと情緒を醸し出し、低音部の支えを上手に引き出しているメータの指揮とイスラエル・フィルの演奏も好調です。ファゴットなどの低音を好む私にとっては魅力が溢れてます。
ちなみに、この曲は1903年完成し1905年に改訂とシベリウスが20代後半から30代前半に差し掛かる時に作られました。道理で若さと勢いがある訳です。この曲を改訂したのは批評家から冗長と批判された為で、ブラームスのヴァイオリン協奏曲も参考に改訂したのだとか。結果的にオーケストラの響きも充実させた曲になっていて、今となってはよく演奏されるヴァイオリン協奏曲の一つとなっています。
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