エマヌエル・バッハのオムニバス

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エマヌエル・バッハのオムニバスを聴いてます(^^)彼の生誕300周年を記念したCDです。

 

彼の曲の特徴はクセのある拍子と、それを基調とした多彩な楽想の紡ぎ出し。これなら生前はお父さん以上に知名度が高いのも納得。

 

中にはベートーヴェンを彷彿させるピアノ曲もありまし、言われなければベートーヴェンの曲かと思ってしまうほどの和声や旋律をエマヌエル・バッハは作っています。モーツァルトも彼の曲を編曲するなどして学んでいますし、ハイドンも若い頃はエマヌエル・バッハの曲の楽譜を買って作曲の勉強をしています。かの有名な三大古典派の作曲家に多大な影響を及ぼしたわけです。

 

それから、エマヌエル・バッハ自身は父親をとても尊敬、父のお陰で自分はここまで立派な音楽家になれたとも言ってます。ベルリンやハンブルクでも腕の立つ作曲家として王侯貴族から重宝されたのみならず、自分の先祖にや親にも敬意を払えているとは感心です。

 

ちなみに、エマヌエル・バッハの特徴的なリズムは新古典主義の音楽家プロコフィエフも好んだのでないでしょうか。両者の曲を聴き比べるとそう感じます。

 

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